予想の斜め下に埋まっているブログ

徒然なるままに考えたことを書く、読んだ結果「ひまつぶしになった」という効用以外ないブログ

制作物をすべてタダで公開してクリエイターがバカ儲けする方法を思いつきました(もちろんアフィ以外で)

*この構造およびシナリオを考えたのは、自分の作ったものに対価を要求したことがなく、またいまのところしようと考えていない人物です。その点でこの理論は現実性を帯びていません。また、この考え方をすべての創作者に対して押し付けるものではありません。

現状の確認

*読まないでいただいても大丈夫です

 違法アップロードの横行、あるいはあらゆるもの・サービスの無料化など、タダで創作物が見られてしまう状況で、小規模クリエイターは価値のたたき売りにあい、創作物の販売のみで食べていくことは至難です。

 このような状況で出たentyやpatreonのような「パトロン制度」は画期的なもので、その価値を認める人がクリエイターにお金を直接払うことにより創作活動を支援できるようになりました。

 また別の方法でクリエイターにお金を渡す手段としてイラスト業界では「コミッション制度」も登場しました。海外ではすでにに広く取り入れられているこの手法は「フォロワーからのリクエスト」を無償で受けるのではなく、個人による「手軽な有料依頼の手段」として創作のリクエストに対して料金を課したこの制度は、契約内容次第ではクリエイターはリクエストに応えて作ったものを広く公開することができ、さらなる依頼を呼ぶための種にすることもできます。

 しかし、この支援金だけで生活をすることができるのは一部の実力がありマーケティングが上手いクリエイターだけです。また、対価に対する制作物を限定公開にすると新たな顧客を得るための作品を別に作る必要があります。そもそも、パトロンの支援金の対価である限定公開物も違法アップロードされてしまうとその価値を失ってしまいます。

 これらの問題は常に「創作物に金を支払った人」と「創作物をタダで見る人」との価値観の不均衡により起こってきました。

 この問題を解決するためには

  1. 「違法アップロードを完全に撲滅する」
  2. 「人々のマインドセットを『創作物には対価を支払わなければならない』というものに変える」
  3. 「創作物をすべて無料で公開し、別の手段で支援を得る」

などの手段があると思います。上二つは「創作物に対価を払う」という原則が守られた理想の解決手段ではありますが、1.を個人で行うには現実的ではありませんし、2.は不可能です。

 そこで3.の手段をとります。そして消費者からクリエイターに湯水のごとくお金を支払わせる方法を思いつきました。

 

要旨

 それはソシャゲの「ガチャシステム」と「パトロン制度」「コミッション制度」を組み合わせた方法です。この方法を使えばクリエイターに直接お金が渡る上に、パトロンには払った金額の対価の確かな実感を与え、かつ違法アップロードなどによる収益の損失も起こりません。さらに、通常のパトロン制度に比べて格段に収益の向上を見込めます。

構造の骨子

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 パトロンはクリエイターに対して任意の金額を投資し創作のリクエストを伝えます。クリエイターが次に作るものはすべてのリクエストの中からランダムに選ばれますが、あるパトロンが払った金額とそのリクエストが選ばれる確率が相関するようにします。選ばれたリクエストをクリエイターは作り、作品はすべて無料で公開します。

 

各段階の詳説

パトロン募集

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 クリエイターはパトロンに対して「自分は何に対して対価を支払い、どれくらい影響力があったのか」を示し、パトロン自身の影響力を実感してもらうことでただのフォロワーからパトロン化する確率と定着率をあげます。

 具体的には、支払った金額は月にクリエイターがもらう金額の何割なのか。また、その金額でクリエイターの創作スピードがどれくらい上がるかを数値で示します。そのためにクリエイターは自分の製作速度に関して正確な把握が必要になります。

 大げさですが、一口の支援金額の下限に通常のコミッションの最低金額を設定すれば、クリエイター自身の生活も守られます。

リクエストピックアップ

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  クリエイターはパトロンのリクエストからランダムで選ばれたものを主題に創作活動を行います。抽選は明らかな公平性を持って行われ、その確率はパトロンの支援金額に依存します。

 また、すべての創作活動をパトロンからのリクエストのみに費やすのは神経をすり減らす作業です。なので、あらかじめクリエイターの創作意思を保護するために、クリエイターが作りたいものを自由に作れる「はずれ玉」を作っておくか、あるいは、パトロンに対しクリエイターが作りたいものを示し、通常はそれに投票してもらう形をとり、示されたもの以外をパトロンがリクエストしたい場合には個別にそれを投票するという制度をとるといいでしょう。

 また、支援期間に応じてリクエストが当たる可能性にボーナスポイントを付与することで、いままで支援してきた期間が無駄になってしまうという不安(コンコルド効果)を与え、定着率の底上げを図ります。

 パトロンはクリエイターに対して自分の欲しいものを作らせるために金額を他のパトロンと競争し、支援額は跳ね上がっていくでしょう。

作品の公開

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 クリエイターは作品をすべて無料で公開します。これにより「違法アップロード」はそもそも起こりえないので収益が守られます。また、新たな顧客を呼び込むための宣伝材料にすることもできます。

 さらに、新たなパトロンを得るために、まだパトロンになっていないフォロワーのリクエストがピックアップ時に低確率で当たるチャンスを与えます。これによりフォロワーの射幸心が煽られパトロンになる確率が上がります。

 

この方法のメリット

クリエイター側

  • 違法アップロードが起こりえない
  • 単純なパトロン制度・コミッション制度より宣伝効果・支援の定着率が高いので、収益が増える可能性がある

パトロン

  • コミッションの順番を待たずとも、資金力さえあればすぐにクリエイターに好きなものを作らせることができる
  • 単純なパトロン制度より自分が何に対して支援しているかが明確である

フォロワー側

  • フォロークリエイターに対してリクエストがない場合、タダで様々なものが見られる。

 

まとめ

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 この方法を使えばクリエイター、パトロン、フォロワーにとって三方よし。

 違法アップロードアフィリエイトで儲けるヤローを無視して、直接クリエイターとパトロンとの間でお金がやり取りされ、しかもパトロンから支払われる金額は正当な料金であるのでクリエイターの生活も守られます。めでたしめでたしです。

 

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